自分なりの判断基準を持つということ

エリートな雰囲気の方々が再現性のない成功に意味はないみたいなことを言ってるのを何度か見たことがあります。再現性をどうやって見出すのかという話。

この「再現性が大事!!」という話を聞くと、「ふむふむ、つまりちゃんと振り返りをしようぜということか〜」と挑戦した事後に再現性を見出そうとするのをイメージしちゃうんですが、エリートな雰囲気の方々が言う、再現性の見出し方って逆なんじゃないかという気がします。

自分の失敗談なのですが、最近資格試験に落ちました。本気で取りにいった資格試験に落ちたのが人生で初めてで結構ショッキングだったのですが、落ちたものは仕方がないとどうにか踏ん切りをつけて試験期間と試験の振り返りをしました。

ところがどっこい、なんで試験に落ちたんだろう。をいくら自分に問いかけても「あの問題の解き方を知らなかったから」とか「緊張してたから。」とかみたいな「再現性と呼ぶには具体的すぎる解けなかった原因」しか思いつきませんでした。結果の後から再現性を見つけようとすると、細々としたいろんなファクターが頭に浮かぶせいで最も重要なファクターを見逃してしまう気がします。

それでもなんとか反省をしなければ、と頭を捻りまくったところ「問題に対して試したことを整理できていなかった」という少し抽象的な反省点も見つかりました。ただこれを試そうとしたわけではないので、仮説の域をどうしても抜けれませんでした。

というわけで、何かに取り組む前に試すことを決めようというわけです。 試すことを決めるのも結構難しいので、それもまたいつか自分の考えをお話ししようと思います。